推し、爆誕。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オギャア‼︎‼︎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

産まれた。

推しがこの世界線爆誕したらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2〇年前の今日、9月17日に渚こうたが地球で生命を宿した。そして、自分自身の存在を世界に宣言するかの如く、産声をあげた。

 

 

呪術廻戦の世界で言うならば、五条悟が産まれた時と同じぐらいの衝撃だろう。

 

 

 

この世に将来"アイドル"の具現化となる人間が産まれたのだから、衝撃が世界中の人々を襲ったであろう。正直、軽いテロだ。

そのテロが起きた瞬間、世界全体が怯えることはなく、むしろ一瞬頰を緩め、脳裏にイェッタイガーの文字が流れた。

厳しい修行を終えた仙人、厳格な親父、最高裁の裁判官さえも気持ちが緩んでしまうほどの子供が産まれたのだ。

世界が緩んだ。自転も一瞬止まった。

 

 

 

 

本当にめでたいことだ。

めでたくない理由がない。

 

 

 

 

 

私が出産後の渚こうたに会えていたのであれば、手掌把握反射を利用し、その手にマイクを握らせていたであろう。アイドルに対する英才教育待ったなしだ。

なんなら私にいたっては、緑に光らせたペンライトを握りしめ、泣き声に精一杯のコールを入れている可能性さえある。そして、リフトという名の肩車を首も座らない渚こうたにしてしまうかもしれない。親御さんと病院からの仕打ちが待っているので、それは流石にやめておこう。

 

 

 

 

 

 

とりあえず何が言いたいかというと、出生児に対し、非人道的な行動をしてしまうぐらいには渚こうたの誕生はめでたいということだ。

 

 

 

 

 

 

 

産まれてからはや2◯年が経過した今日という日。DD LIVE CAFE cosmic!!で渚こうた聖誕祭が行われる。そう、祭だ。しかも産まれた本人が楽しませてくれるらしい。

 

からしたら、産まれてくれてありがとうな日なのにも関わらず、こうたがこちらの需要に応えてくれてるのだ。その日の主役として。

こんなに均衡価格が安定した世界とアイドルはいない。需要と供給が合いすぎている。しかもその前日にはソロイベントの開催も控えているという過剰な供給頻度であり、こちらとしては愛さない理由がない。祝わない理由も。

 

 

 

世間的に見ると私はいわゆる"オタク"らしい。本当にオタクなのかも怪しいが、きっとまぁ、オタクなんだと思う。

オタクの中で『ガチ恋口上』というものがあり、その中で"俺が生まれてきた理由 それはお前に出会うため"という箇所がある。

 

そう、私は渚こうたに出会うために生まれたのだと。そう認識した。間違いなかった。私のほうが年下にあたるから、確実にそうだと思えた。

 

渚こうたという人物と出逢ってから、目まぐるしく世界が鮮やかに色付いた。アナログから地デジに草彅剛がいなくても変わり、4Kの画質までにも更新された。

 

 

 

その出会うべき人間、渚こうたの誕生日をあと何回祝えるのだろうか。どれだけありがとうを言えるのだろうか。限界なんて超えていけるのだろうか。それは未知数でしかない。

 

でもわかることはある。

 

 

 

 

 

渚こうたのことがずっと大好き

 

 

 

 

 

それは私が死ぬまで想い続けるだろう。科学的な根拠は何もないが、心の底にこの想いを確証づけるなにかがある。

誰もわからなくて良い。何を言ってるんだと言われても良い。でも、この気持ちに嘘はない。

もしこの気持ちのオワリを知っても笑っていける。そんな気がする。

 

ずっと大好きと想うことが出来る人と出逢えたことが、今日という日を祝えることが本当に幸せだと想う。この先どこまでも行ける気持ちだ。

 

私の中ではいつもあなたが主役だけれど、今日はこの世界全体の主役だと思っている。

ピカチュウと肩を並べるぐらいに人気者になる未来もすぐそこまで来ているかもしれない。サトシからコウタに世代交代しても私はいいと思う。大人の難しい話は、また今度にしよう。

 

 

本当はプレゼントを渡す側なんだろうけど、また今日も好きを渡されてしまう。

だからせめて、ありがとうはちゃんと返したい。

 

 

渚こうた、生まれてきてくれてありがとう。

アイドルになってくれてありがとう。

そして、出逢ってくれてありがとう。

 

 

俺の人生最大の推しメン、誕生日おめでとう。これからもよろしくね。